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KCI 등재
依賴行動における個人情報要求への負擔度に關する一考察 -韓中日3ヶ國の大學生を中心に-
임영철 , 김윤희
일본연구 17권 141-160(20pages)
UCI I410-ECN-0102-2012-830-003266681

本硏究は、韓中日3ヶ國の大學生の依賴行動における個人情報の要求に對する負擔度につ いて、アンケ―ト調査とインタビュ―調査、そしてフォロ―アップインタビュ―調査を行 い、その實態を明らかにすることを目的とする。考察の內容をまとめると以下の通りであ る。 (1) 韓中日3ヶ國ともに、相手の「年收」に關する情報を聞き出すときに負擔度が一番高く、 次に「住居形態」である。そして「住所」に關する情報を聞き出すときに負擔度が一番低いこと が窺える。つまり、個人情報の中で「年收」や「住居形態」を聞き出すというのは負擔度が高 く、「住所」はそれほど負擔度が高くないということで、これは3ヶ國ともに共通している。ま た、「結婚の可否」に關しては日本のほうが韓國と中國に比べて負擔度が高いということで、日 本人には愼重を要する個人情報であると言えよう。 (2) アンケ―ト調査では、韓國は「住所<結婚の可否<年齡<最終學歷<職級<住居形態<年收 」の順に負擔度が高くなる。しかし、「結婚の可否」では搖れが見られ、アンケ―ト調査ではその 割合が低いが、FUインタビュ―調査ではその割合が高い。つまり、「結婚の可否」は實際の場面 では聞きづらい個人情報になっているということで、「結婚の可否」は個人の基本情報ではなく、 負擔度の高い情報であるということがわかる。 (3) 韓中日3ヶ國ともに、個人の基本情報と考えられる「住所」や「年齡」を聞き出すのは負擔度がそれほど高くないが、「年收」や「住居形態」、そして「結婚の可否」は個人の機敏な情報 として位置づけられ、愼重に聞き出そうとする傾向にあることがわかる。 (4) 談話資料の意味機能別の分類では、韓國では「簡略化<情報要求<情報提供<謝罪」、 中國では「情報要求<簡略化<謝罪<情報提供」、日本では「情報提供<簡略化<謝罪」の順に 出現數が高い。なお、中國と韓國の意味機能の出現數のパタ―ンは似ているが、日本は中國や 韓國とは違い、負擔度を減らすために用いる表現に差があることが窺える。 今回の調査から得られた結果は以上であるが、このような硏究は今後の韓中日3ヶ國の異 文化間コミュニケ―ションに多く貢獻できると考えることができる。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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