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KCI 등재
日本語と韓國語のやりもらい動詞のボイス性
宋惠仙
UCI I410-ECN-0102-2012-830-002982604

本稿では「やりもらい」構文を元になる動詞文との關係からボイスの觀点から考察した。「直接のやりもらい」は利益主體ガ格が、利益對象ニ格及びヲ格に利益行爲をする構文である。また「持ち主のやりもらい」構文は利益主體ガ格から利益對象ノ格の部分であるヲ格とニ格に利益行爲が及ぶ構文である。「直接のやりもらい」と「持ち主のやりもらい」構文はボイスの面では利益主體と利益對象の格が交替する對立の構造を成していた。また前項動詞が動作對象への動きかけ性を持っていない動詞―自動詞と物事への動きかけの他動詞―構文は利益對象に對して直接的な動きかけが出來ず、利益主體が利益對象を目指して何かの行爲をする構文は「第三者のやりもらい」構文に分類した。「第三者のやりもらい」構文は元になる動詞文に存在していなかった人物がやりもらい構文に新たに加わる構造で、ボイスの側面では派生の構造を成していた。また韓國語の「やりもらい」動詞、授與態の「주다」動詞は日本語の「やりもらい」動詞のような視点性がない爲、構文上人稱の制約がない使われているので、物のやり取りにおいては「받다」動詞は自由に寄與態「주다」動詞に對應して受益態を成すが、派生動詞の場合には人稱の制約がない爲、主に利益の與え手から利益行爲を描くことができるので寄與態がほとんど使われていて、受益態が發達していないことが考察できた。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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