3.16.70.101
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KCI 등재
『덴도로카카리야』에 나타난 전쟁 표상 -천황제에 대한 우의를 중심으로-
<デンドロカカリヤ>から表われる戰爭の表象 - 天皇制の寓意を中心に-
오미정 ( Mi Jung Oh )
UCI I410-ECN-0102-2008-730-002568968

本論文では安部公房の『デンドロカカリヤ』(『表現』1949. 8)を考察した。安部の文學はこの作品を境とし、二三年の間に急激に變換した。このような變化の一原因として、戰爭とその結果としての敗戰狀況に對する作者の認識と表象化という觀点を取り上げることにした。<變形談>という表現方法と轉換を、旣存の議論のなかで意外にも取り上げられなかった敗戰下におけるもっとも劇的な變身談であるといえる<象徵天皇制>と關わる部分を集中的に浮彫りにし分析した。安部のテクストにおいて<變形>という主題は、主に超現實主義的な手法、實存主義的な側面から考察され、疎外された人間の形象化として把握されてきた。このような理解もテクストの理解のために有效な手法であることには間違いないが、テクストを時代との關わりのなかで把握するスタンスは弱かったと言える。本論文ではテクストと<敗戰後>という同時代史との交差を重視して考察しようとした。安部の文學行爲はこのような觀点にたってはじめて、日本の<戰後文學>としての特徵と意義も明確になると考えられる。<デンドロカカリや>は、植物人間のように<人間>の不在と喪失の渦卷きのなかで戶惑っていた戰後日本人に對して<人間>の恢復と再生を祈ること、それは戰爭の記憶を蘇らせ、忘却を拒否しようとする主體の行動を扇動する。このような意味で、日本戰後文學が求めていた<ヒュ一マニズム>の可能性を、<敗戰後>という同時代史のなかで眞劍に取り上げていたテクストであると言える。

[자료제공 : 네이버학술정보]
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